今回はデュワーズホワイトラベルの進化系である12年ものを
これは12年以上熟成されたモルト、グレーン原酒をブレンドした後に、更に樽に戻して6ヶ月ほど寝かせる後熟(ダブルエイジングとも)の技術が用いられている。
キーモルトとしては、アバフェルディ、オルトモアが代表的なところ。他にロイヤルブラックラ、クライゲラヒ、マクダフ他
さて、そのお味は・・・
ハチミツがけラムレーズンケーキ
バニラ味のバタースコッチ
クリームを塗ったアップルタルト
89点(ホワイトラベルとは別物。格段の進化)
ホワイトラベルにあったグレーンから来る酸味やほのかなアルコール感が消え
キーモルトであるアバフェルディ(近々レヴュー予定)やオルトモア にあるハチミツやラムレーズン、リンゴ、バニラのような上品な甘味と果実感が、よりわかりやすく前面に出てきている。
さらにそこにかすかなバタースコッチのような香ばしいうまみも相まって(ブルボンのガトーレーズンみたいな)ちょっとレーズンバターサンドとかアップルタルトなども連想してしまった。
かなりケーキやお菓子っぽい、スイーツやデザートの代わりにもなりそうなウイスキーだ。
ホワイトラベルがそこまで好きではなかったのであまり期待してはいなかったのだが、予想を裏切るおいしさだった。
2000円〜3000円台の12年クラスのブレンデッドの中では個人的には一番好きかも
ぜひロックかストレートで
蘭子