ボウモア17年・ホワイトサンズのテイスティング・甘いトロピカルフルーツ風味のボウモア

ボウモア17年ホワイトサンズは、

既にご紹介済みの

ボウモア12年

ボウモア15年ダ―ケスト

ボウモア18年

の姉妹品である

ホワイトサンズとは、アイラ島の南部にあるラガン湾に沿って南北に長く延びる砂浜のことらしい。

2014年から免税向けとして同時期に発売されたボウモア3種『ブラックロック』『ホワイトサンズ』『ゴールドリーフ』(それぞれ蒸留所付近の景観から取られている※)の内の一本。

この3本は、どれもボウモア蒸留所では最も海に近いことで知られる第1熟成庫で熟成された原酒が用いられてるとのこと。

※60年代の原酒を使用した伝説的な三部作(ブラックボウモア、ホワイトボウモア、ゴールドボウモア)へのオマージュ

 

 

 

さて、そのテイストはいかがなものであろうか・・・

 

 

 

 

 

 

夕陽に燻されたログハウス

木香に溶けるマンゴーとパインのミックスジュース

黒糖を塗った焦げた切り株

磯の香りのするバニラ

90点

ボウモア特有の癒しの木香と優しい甘味、微かな磯の香りのようなものはとても豊かにある
しかし、今回はそこにマンゴーやパインなどのトロピカルフルーツ風味も豊かに加わっており
どこか南国風。現行のボウモア12年などと比べても断然フルーティな甘味が豊か
というか、改めて12年を飲んでみると、ちょっと薄いなあ、と思ってしまう
現行12年にも潜在してはいるが、どうもさらりとし過ぎている甘味。それが豊かなトロピカルフルーツ味を伴ってちゃんと開いている一本
免税向けとして同時期に発売されたボウモア3種の中でもとくにおすすめ
ボウモア12年が微妙だったり、アイラ系が苦手と思ってる方にこそ飲んでいただきたし

 

蘭子

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