エヴァンウィリアムズ12年のテイスティング・まるでデザートのようなこってり上品な甘さ。ラグジュアリー感漂うハイレベルなバーボン

エヴァン・ウィリアムズの由来は、バーボンを最初に作った人物「エヴァン・ウィリアムズ」である。

彼が、ケンタッキー州ルイヴィルにて、酒作りに最適なライムストーンウォーター(石灰石から湧き出る水)を発見し、初めてとうもろこしを原料にウィスキーの蒸留を開始したのは、アメリカ合衆国が建国したほぼ同時期の1783年であるとされている(彼の功績をたたえ、エヴァンウィリアムズすべてのラベルにSINCE 1783と書かれている)

現在エヴァン・ウィリアムスが作られている蒸溜所はケンタッキー州二番目に古い街、バーズタウンにある「ヘヴンヒル蒸溜所」(創立は1889年)

ヘヴンヒル蒸留所は、ケンタッキー州の蒸留所の中で最も多くの銘柄を産出する蒸留所で、現在では約200以上のバーボンウイスキー(ヘブンヒルやIWハーパー、エライジャ・クレイグ、ジョン・ハミルトンなど有名銘柄を含め)が生産されている。

1996年にバーズタウン地区の蒸留施設が火災により消失。現在ではルイヴィル地区のバーンハイム蒸留所を買収し(1999年)、バーンハイム蒸留所(ヘブンヒル・バーンハイム蒸留所)で蒸留を再開している。(熟成はバーズタウンでも行っているらしい)

エヴァンウィリアムズは、ジムビームに続く世界第2位の売り上げを誇るバーボンウィスキーらしい。

ヘヴンヒル蒸溜所で生産されているバーボンの多くが、原料のうちコーンを78%使用(※1)している。ワイルドターキーなどに比較すると、ライのスパイシーさよりも、コーンの甘味がより生かされたバーボン

さて、その味わいは・・・

※1原料にコーン51%を使い、内側を焦がした(※2)新樽内で2年以上熟成させたウィスキー、がバーボンの定義。

http://www.homespeakeasy.com/?p=1430 より

塩キャラメルソース、またはプリンのカラメルソースをたらした
オーク製のアンティーク家具
ラムレーズンバニラアイスに
ドライアプリコットを添えてもてなされる
89点
こってりな甘さとフルーティさ
まるでケーキのよう
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