ジョニーウォーカーレッドラベルのテイスティング・庶民派コスパ酒、リンゴ飴と銅食器
今回紹介するのはジョニーウォーカーレッドラベル
既にご紹介済みの
の姉妹品である
ジョニーウォーカーの基本ラインナップは以下

レッド(販売当初は10年モノとされていたが、現在は不詳。ウィスキー入門者におススメしたい安ウマな一品)

・ブラック(タリスカー、カーデュ、ラガヴーリンなどをはじめ数多くの原酒を配合した贅沢なブレンデッド、12年以上熟成されたものが使われている。2000円代で買える割に完成度が高く、ブレンドの妙が冴えている。よく味わって飲むべき一品。)

・ダブルブラック(元々スモーキーさのあるブラックラベルの風味にさらにスモーキーフレーバーを加えたもの。個人的にはラインナップ中いまひとつ好きになれない一品・・・)

・スイング特徴的な壷状のボトル。豪華客船の旅の中で揺れ動いて倒れないために考案されたと言われる。スペイサイドモルトがベース。スイングは”揺れ動く”と共に”洗練された”という意味も)

・グリーン1997年にピュアモルト15年物Pure Malt 15 Year Old)の銘柄で発売され、2004年にグリーンラベルとなった。ジョニーウォーカーラベルの中で唯一のモルトオンリーのブレンデッドであり、タリスカー、クラガンモア、リンクウッド、カリラといった15年以上熟成のシングルモルトがブレンドされている。2013年春に一時販売中止されたが、2016年8月に復活。また、カリラ、クライヌリッシュ、グレンキンチー、カーデュをブレンドしたアイランドグリーンラベルも免税店向けに発売されている。非常に香り高く複雑で、ジョニーウォーカーもこのあたりから高級感が増してくる)

・ゴールドまたはゴールドラベルリザーブ18年以上熟成の貴重な原酒を配合した高級ブレンデッド。クライヌリッシュモルトをベースにして、選び抜かれた数多くの原酒が加えられている。創業三代目アレクサンダー2世が遺していたレシピノートから誕生した。現在は熟成モルトがなくなった事で生産中止を余儀なくされ、ゴールドラベルの代理品として、ゴールドラベルリザーブへと生まれ変わった。熟成年数が不詳になった事で補欠を意味するリザーブの接尾辞が付いた。価格も下がり、グリーンラベルと同程度に)

・プラチナスペイサイド(カーデュ)、ハイランド(グレンオードやロイヤルロッホナガーなど)、アイランズ(タリスカー)アイラ(ラガヴーリン)といった幅広い地域から集められた18年以上熟成の厳選シングルモルトとグレーンウイスキーのブレンデッド。歴代マスターブレンダーのプライベートレシピを基にして編み出された、ジョニーウォーカーの集大成的ブレンド。2012年からゴールドラベルの後継品として販売開始され、2017年から18年物Aged 18 Years)と改称された。飲んだジョニーウォーカーの中では個人的にはいちばんうまいかも、と思った一品)

・ブルー(ジョニーウォーカー究極のブレンデッド。熟成年数は明記されてないが、ジョニーウォーカー秘蔵の貯蔵樽の中から取り出された数々の貴重な精選原酒が使われており、それらは15年から60年の熟成物と言われる。ブルーラベルは元々、ジョニーウォーカーが英国王室御用達となった1934年に製造された国王ジョージ5世記念版に用いられた名誉ある色であり、その栄光を復古したもの)

(参考wikipedia)

さて、レッドラベルは、もっとも安価なジョニーウォーカー、ということになる
味わいはいかなるものだろう・・・
海岸の屋台で買った焼きリンゴ飴
ハチミツがけの紅茶
シロップとバターを塗った銅の食器を舐める
84点
有名銘柄のエントリーモデルにしては、独特のクセがあるような気がする。
なにかこう、銅をなめているような、岩を舐めているような
でもジョニーウォーカーに通底する海っぽいミネラル感として個性的な味わいでもある
そこにリンゴ飴のような、何かこう、懐かしい庶民的な風味
ここはちょっと、安っぽくて人工的、ともとらえられるところかもしれない
バランタインのような万人受けの上品さと比べると、好みがわかれるかもしれない
千円なので、お気軽にためしてみてほしい
ハイボールにするのもおすすめ
蘭子
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