ラガヴーリン8年のテイスティング・アイラの巨人、16年モノ以上のヴィヴィッドな濃縮果汁ウィスキー

既にご紹介済みである

ラガヴーリン16年

の姉妹品である。

もともと、2016年に蒸留所の200周年記念として造られた限定品だったのがこの8年だ。

ラガヴーリン8年は、ニューヨークで開催されたアルティメット・スピリッツ・チャレンジで97点という高得点を記録。
また、シングルモルト・スコッチ・ウイスキー・アイラ部門の最高賞であるチェアマンズ・トロフィーを受賞。
更には、価格に対しての高い品質を称えるグレート・バリューも受賞、と

既に非常に高い評価を得ている。

さて、その味わいは・・・・

チェリーやベリー類を、渋みのある皮や枝ごとほおばり、

潮漬けのカカオとともにかみ砕く

澄んだモノクロ写真に写る、焦げたラベンダー畑

乾いていない原色の油絵の具を、バーナーで焼く

90点

8年というと、16年モノの半分、まだまだ若いんではないか?

と思いきや

うまい!うまいではないか

もしかしたら16年モノよりも好みかもしれない

こちらのほうが果実感が濃厚で、度数の高さもあって、

フレッシュでヴィヴィッドでカラフルな刺激があるような気がする

一方、よりスモーキーさ、正露丸っぽさが際立ち、落ち着いた深みと香味のグラデーションがあるのが16年だ

16年モノとは違うこの個性、ぜひ飲み比べてみることをおススメする

蘭子

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