ビッグピートのテイスティング・アイラモルトオンリーのブレンデッド!ピート香の坩堝!

ビッグピートは、膨大な樽を保有する名門ボトラーズ、ダグラスレイン社による、アイラモルトオンリーのブレンデッドウィスキー

アイラ島のウィスキーの一般的な特徴は、

原料の麦芽を乾燥させるために燃やすピート(※)の焦げたような燻製香の強い主張や、微かな潮風の匂い(ヨード香とも言う)。

ブレンドされているのは、アードベッグ(しかも希少な16年ものらしい)、ボウモアカリラ、そして

現在は製麦工場として稼働しており、1983年に既に蒸留所としては営業停止してしまっているポートエレンのヴィンテージもの(!)という豪華かつ希少な4種類である。

生産方法にもまた非常にこだわりが見られ、大量生産的な造り方ではなく、5樽以下のスモールバッチ(たくさんの樽からではなく、厳選された良い樽からのブレンド)、かつノンチルフィルター(不純物や油分をあえてろ過しない)というもの

ウイスキー評論家として有名なジム・マーレイ氏も、自身の著書ウイスキーバイブル2011年版で、100点中96点をつけるなど、高い評価を得ている名作である。

1  植物の遺骸の堆積と泥が混ざって炭化したもの(泥炭)。もちろんアイラ島でとれた天然のものを使う。これは原料に加えるアイラ島の川の水(仕込み水)にも混ざっている。多様な植物の他、アイラ島海岸の海藻や貝殻なども混ざり、それらが味わいに大きな影響を及ぼす

https://www.whisky.com/information/knowledge/tasting/flavour/peat-and-its-significance-in-whisky.html より

さて、その味わいはいかに・・・

ガソリンを混ぜたわかめスープに

石炭パウダーをまぶす

海にさらわれた火薬庫

泥水の中でつぶれるオレンジの皮

88点

これはもうピート感満載。ヨード感満載

アイラモルトの独特のピ―ティさがたまらない、という既にはまっている方、

またアイラモルトってどんな感じ?ピートって?という方

どちらの方も、まだ飲んでいないならぜひ!とおすすめしたくなる

アードベッグ、ボウモア、カリラはすでに飲んでいるが、どれにも似ているようで似ていない絶妙さ

6000円台。

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蘭子

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