ジェムソン・スタウトエディションは、ジェムソンがつくられているアイルランドのコークのマイクロブルワリーとのコラボレーション作
ジェムソンの熟成に使った樽にてスタウトビール(※)を熟成、さらにそのビール熟成に使った樽にてジェムソンを後熟させた、まさにアイリッシュウイスキー✖️アイリッシュビアー、な酒
※スタウト(Stout)は、英語で「強い」という意味。いわゆる「黒ビール」の一種で、真っ黒な見た目と、香ばしいナッツやチョコレート、コーヒーのような香りが特徴。
日本における「スタウト」は「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」として、国税庁により定められている。
以下公式サイトより
「ジェムソン スタウト エディション」は、Eight D Brewingという地元のクラフトビール醸造所とのコラボレーションによって誕生したウイスキーです
ジェムソンを熟成させた樽で、アイルランド発祥の“スタウトビール”を熟成。そして、そのクラフトビール熟成後の樽をジェムソンのフィニッシュで使用しました。
ジェムソンのスタイルであるスムースな味わいの中に、コーヒー、チョコレート、バタースコッチを想わせるほのかな香りを支え、リッチでクリーミーな味わいとなっています
さて、そのお味はいかがなものだろう・・・
青リンゴとホップ
夏草の草いきれとウインナーコーヒー
カカオをまぶした緑茶
88点(個人的には通常のジェムソンより好き)
ジェムソンのスムース&ライトな飲みやすさ、甘さと爽やかな苦味などはそのままに、そこに黒ビール特有のビターな余韻が加わった逸品。
おお、これは黒ビールだ、としっかりと感じられるほどのホップのビターがじわりと響く
コーヒーや緑茶のタンニンのような味わいも微かに感じられる。
通常のジェムソンのお菓子のような甘味に、黒ビールのビターなレイヤーが重なり、より複雑な味わいが楽しめる。しかしあくまでジェムソンらしいライト&フレッシュな飲み口だ
世界5大ウイスキー産地の一つでありつつギネスビールを生み出したビール大国でもあるアイルランドの、ある意味おいしいとこどりな酒。値段的にもスタンダードなジェムソンより五百円程高いだけでコスパも素晴らしい、個人的には通常のジェムソンよりこちらがオススメ
ビターな余韻がコーヒーにマッチするので、アイリッシュコーヒーにするにもかなり向いている。
蘭子