キルホーマン100%アイラ10th エディションのテイスティング&レヴュー・濃縮アイラ讃歌、第10作目の本気!

キルホーマン100%アイラは、麦の栽培、製麦、蒸溜、熟成、瓶詰のすべての工程をアイラ島で行ったシングルモルト(これはキルホーマンの誕生まで、過去200年以上も行われた事のない古の製法)

100%アイラ7th はレヴュー済み

世界でも稀な自社栽培のアイラ産ローカルバーレイのみの使用で、それが職人の手によりフロアモルティングされ、キルンでピートを炊き込まれる。

フェノール値はミディアムピーテッドの約20ppmで、ヘビーピーテッド(50ppm)の「マキヤーベイ」などとは異なり大麦の風味をより感じられるつくりとなっている

今回ご紹介する100%アイラのワールドリリース第10弾は、2007年と2009年、2012年に蒸留したバーボンバレル39樽とオロロソシェリーバット 2樽をヴァッティング

全世界で12,400本の限定リリース(日本へは540本のみの入荷)である。

さて、その香りとお味はいかがなものだろうか・・・

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オーク家具に挟まったプラム
鰹節とおたふくソースをかけたたこ焼き
海辺のバーベキューで焼いた魚介に添えた
プルーンとオレンジピール

91点

100%アイラを飲むのは7th から数えて4つ目になる(そのうち当ブログでレヴューしたのは7thのみ)が、決して同じ味ではなく、使われる原酒の熟成年数も上がっていくからかもしれないが、毎回味のレベルが上がっていっていると思う。

同じキルホーマンでも、定番のマキヤーベイのようにガツンとピート感や焦げ感がくるというよりは、オーク家具のような深いウッディさとオロロソ樽からくるプラムやプルーンのようなフルーティさが渾然一体となった独特の旨味がくる。

また、どこか鰹節のかかったソースたこ焼きを連想させる不思議なしょっぱさもあって面白い

シェリー樽の効いたキルホーマンはいくつか他にも飲んでいるが、これは中でも出色のできではないかと思う

蘭子

 

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