ブッカーズ2018年 に引き続き、今回は同じブッカーズの2020年バージョンをテイスティング&レヴューしていきたい。
さて、2018年バージョンとどう違うのか・・・
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ビターチョコと煮詰めたチェリーとラズベリー
かじったエンピツとピーナッツ
木机にこぼしたコカコーラ
火のついた石炭から湧き出る旨味の熱
92点
同じブッカーズとは言ってもかなり違う。
超濃厚で強烈なブッカーズならではのバーボンエキスのコアはもちろん変わらないのだが
このブッカーズは、明らかに樽の香味から来ている鉛筆のような木香フレーバーが結構強く出ている。
この強めな木香フレーバーを個性ととらえるか、好ましくないクセととらえるかで2018年バージョンよりも好き嫌いはわかれそうな気がする。ちなみに両方ともちょっと加水してマイルドにしてからのテイスティングと採点
自分としては前者で、全然嫌いではなく、2018年と比べても割と甲乙付け難い感じ。むしろこういう差異が出てくるのを楽しむのが醍醐味だろう。やはりすごいバーボンであることには違いない。機会があったら2019年バージョンや2018年以前のものも飲んでみたい。
蘭子