とレヴューしてきた有名ブレンデッドウィスキー
今回はそのミズナラエディションのレベルアップバージョンとも言える18年ミズナラカスクフィニッシュをご紹介&テイスティングレヴューしていきたい
以下https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000004201.html より抜粋
“繊細な木材である水楢(ミズナラ)でウイスキーの熟成樽をつくり上げる日本の職人技術。 『シーバスリーガル18年ミズナラ カスク フィニッシュ』は、このスコットランドと日本のクラフトマンシップの融合によって生み出されました。
「シーバスリーガル」のブレンダー達が、18年以上熟成された膨大な原酒のストックの中からそれぞれの個性や熟成度合を唎き分けて、優れた品質のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを選び出し、それぞれの特徴を最大限活かしながら絶妙なバランスでブレンド。さらに、日本の熟練の樽職人が確かな技術でつくる希少なミズナラ樽でフィニッシュすることで、「シーバスリーガル」が持つフルーティーでエレガントな味わいに、クリーミーさとほのかなスパイス香が加わっています。
『シーバスリーガル18年 ミズナラ カスク フィニッシュ』は、18年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、日本原産の希少なミズナラ樽でフィニッシュした特別なブレンドです。ミズナラ樽でのフィニッシュにより、「シーバスリーガル」の持つフルーティーでエレガントな味わいに、クリーミーさとほのかなスパイス香が加わっています。”
さて、実際に味ってみようではないか・・・
正直、ストレートで飲んだ時は、通常のシーバスリーガル18年との差異がよくわからなかった。これは12年のミズナラエディションにも感じたことである。
しかし、ロックにしてちょっと水が溶けてくると、またはハイボールにしてみると、その個性が明確になってきた。青リンゴや若葉や若木を彷彿とさせる爽やかな後味が素晴らしい。通常の18年だと、レーズンっぽいかすかなえぐみも残り、ちょっともっさりしてここまでの爽やかさは出ないのだ。
まあ、3000円高く出す程の差異なのか、と言われると、そこまでではないなあ、と思う。もうちょっとストレートで飲んでもわかりやすいミズナラ感(イチローズモルトのMWRくらい、または響の年代モノくらい)が欲しかったなあ・・・とは思う。
まあ、通常18年と同じくらいの値段だったらこちらを選ぶけれど。8000円出すほどではなかった、かもしれない。
ミズナラ18年には免税店向けバージョンもあって、こちらは度数(免税店向けは48度)も内容も違うようだ。
機会があったら試してみたいところである
蘭子