
ロングロウは、キャンベルタウン地区にあるスプリングバンク蒸溜所のセカンドブランドであり、今はなきキャンベルタウンの古い蒸溜所名を復刻させたものである。
ロングロウが造られているのはスプリングバンク蒸溜所だが、今から2世紀年近く前、ロングロウという名の蒸溜所が実在していた。1824年にできた蒸溜所だが、70年あまりで閉鎖になった短命な蒸溜所だったらしい。
ロングロウ蒸溜所が建てられた4年後(1928年)にスプリングバンクが稼働を始めた。そしてスプリングバンク蒸溜所がはじめてピーテッドの原酒をつくったのが1973年。
その後約2年間、試験的にブレンド用としてピーテッド原酒がつくられ、この酒質が非常に良かったため、元お隣さん蒸溜所への敬意が込められつつ「ロングロウ」と名付けられ1985年にシングルモルトとしてリリースされた。
このロングロウ、ピートのみで48時間乾燥させたフェノール値50-55ppmの麦芽を使用し、2回蒸溜でつくられる「ヘビーでオイリー」な特徴を持ったウイスキーだ。
"ロングロウはスプリングバンク蒸溜所で、ピートのみで48時間乾燥させたフェノール値50-55ppmの麦芽を使用し、2回蒸溜でつくられるヘビーでオイリーなキャンベルタウンシングルモルトウイスキーです。
香りは甘いピートスモーク、バニラ、マカロン、レモンメレンゲに海藻、ドライオーク。味は蜂蜜のど飴、バニラトフィー、リンゴ、ホタテのBBQで、ピートスモークがリズミカルに飛び跳ねます。軽やかでありながら、飲み応えのある秀逸なバランスで、ロングロウのあるべき姿を最高の形で表現しています。
キャンベルタウン特有の潮っぽさとピートスモークの絶妙なハーモニーをぜひお楽しみください。"
↑https://www.suzusake.com/SHOP/01068.html より
さて、そのお味は・・・・
