ホワイトホース12年のテイスティング・ホワイトホースのフルーティ増し。日本市場限定の上質コスパ酒!

今回ご紹介するのは、ご紹介済みの

ホワイトホースファインオールド

の姉妹品、ホワイトホース12年である。

由来はかつてエジンバラの街にあった古い酒場兼宿屋の"ホワイトホース・セラー"(白馬亭)から(創業者ピーター・マッキーはスコットランドの自由と独立の願いを込めて自社のウイスキーにホワイトホースと名付けたそうだ)

 キーモルトは、ラガヴーリン、グレンエルギン、クライゲラヒなどである。
ホワイトホース12年は「日本市場専用品」として開発された上位グレード。1980年代後半から現在に至るまで販売されている。
さて、そのお味は・・・
ハチミツと生クリームに揉まれたリンゴ
薫製肉につけた甘いタレ
燻したカラメルとミルクチョコ
甘さ強めのココナッツミルク
88点

明らかに青リンゴっぽいフルーティさが増しており、味の余韻もファインオールドより深みが増している。スモーキーさは少し後退したよう(スモーキーさのあるハイボールを作りたいならファインオールドの方が良い)ではあるが、独特のタレのような甘さは顕在でより上品

これは本格的なスコッチウィスキーの味だぞ、と感じさせるものがある。2000円台ではジョニーウォーカーやバランタインなどにも匹敵する傑作ではないだろうか。

スコッチ入門の一本としてもオススメである

蘭子

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