タリスカー18年のテイスティング・アイランズモルト最高峰!スカイ島の豊穣の海

タリスカー18年は

タリスカー10年

タリスカーストーム

タリスカー57°ノース

とこれまでいくつか紹介してきたスカイ島のシングルモルト「タリスカー」シリーズの18年ものである。

タリスカー10年ではアメリカンオークのバーボン樽(※)熟成のみの原酒が使われていたのに対し

タリスカー18年はそこに、ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒が3割加えられ

より、フルーティさとリッチさが増すような構成となっている。

ちなみに2007年のWWA(ワールドウィスキーアワード)にて1位に輝いた、大変評価の高いボトルである。

※タリスカーでは基本的にリフィル樽(再々使用樽のこと。樽の寿命は6~70年と言われ、その間数回スコッチの熟成に用いることができる)を使用

さて、その味わいはいかなるものだろう・・・

パイナップルとクランベリーを潮で煮込む

焦げたドライマンゴーとハチミツ梅

海のフルーツ漬けシロップをたっぷりかけた

麦香るパンケーキ

91・5点

タリスカーの海っぽさ、潮っぽさ、独特のスパイシーさとスモーキーさ

そこに最高にトロピカルでジューシーな、フルーツ盛り盛りな甘味が加わっている

18年という長期熟成ならではの滑らかさと余韻の深さで

それらがえもいわれぬグラデーションを見せる。

これは参った、な一本。スコッチウィスキーの神秘を体現している

飲まなきゃ損

蘭子

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