タリスカー18年は
とこれまでいくつか紹介してきたスカイ島のシングルモルト「タリスカー」シリーズの18年ものである。
より、フルーティさとリッチさが増すような構成となっている。
ちなみに2007年のWWA(ワールドウィスキーアワード)にて1位に輝いた、大変評価の高いボトルである。
※タリスカーでは基本的にリフィル樽(再々使用樽のこと。樽の寿命は6~70年と言われ、その間数回スコッチの熟成に用いることができる)を使用
さて、その味わいはいかなるものだろう・・・
パイナップルとクランベリーを潮で煮込む
焦げたドライマンゴーとハチミツ梅
海のフルーツ漬けシロップをたっぷりかけた
麦香るパンケーキ
91・5点
タリスカーの海っぽさ、潮っぽさ、独特のスパイシーさとスモーキーさ
そこに最高にトロピカルでジューシーな、フルーツ盛り盛りな甘味が加わっている
18年という長期熟成ならではの滑らかさと余韻の深さで
それらがえもいわれぬグラデーションを見せる。
これは参った、な一本。スコッチウィスキーの神秘を体現している
飲まなきゃ損
蘭子
タリスカー18年はそこに、ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒が3割加えられ