アベラワー12年ダブルカスクマチュアードのテイスティング・フランスで人気の軽やかなデザートウィスキー

アベラワー蒸留所は、スコットランドでももっとも多くの蒸留所が密集するスコッチウィスキー最大メッカとして知られるスペイ川流域のエリア、通称スペイサイド(全長172キロの川の流域に、なんと50もの蒸留所がある)の中心部にある蒸留所。

山に囲まれ、豊富な緑や花々と良い水に恵まれたスペイサイドのウィスキーに共通する特徴は、比較的飲みやすい華やかな甘さであると言われている。

↓スペイ川とスペイサイドにある蒸留所(なんとこの地域だけで50以上ある)

アベラワーとはゲール語で「せせらぐ小川の河口」の意味。

仕込み水は、ベンリネス山に降る豊かな雨と雪が地下の花崗岩とピートで濾過された、清らかな軟水で、このウィスキーの柔らかな酒質に貢献している

「ダブルカスクマチュアード」シリーズは、厳選された南スペインのシェリー樽とバーボン樽の2種類の樽を使って熟成させたものをバランスよく混ぜ合わせたものである。

日本での知名度はそれほどでもないが、フランスではもっとも人気の高い銘柄のひとつであるらしい。

ちなみに特徴的なボトルデザインは、村人が薬瓶を持参してそこにウィスキーをつめていたという逸話からだそう。

さて

その味わいはいかなるものだろう・・・

皮つきリンゴ飴にこぼした

薄いインク

潮づけラムレーズンとバニラアイス

洋ナシとシナモンとジンジャー

83点

大変飲みやすくライトでフル―ティ

充分おいしいウィスキーだ

しかし、個人的には、期待していたほどではなく、ちょっと没個性的で存在感が薄いような・・・

正直コスパ的に考えてどうかとも思ってしまう。

5000円前後なら、他にもっと面白いものはたくさん挙げられそうかな・・・

蘭子

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