アードベッグ ウィービースティー(5年)のテイスティング・アードベッグ 新定番!煙たく暴れまわるヤングモンスター!

アードベッグ 10年

アードベッグコリーヴレッカン

アードベッグ ウーガダール

とご紹介してきたアードベッグ 

今回は、新定番となるアードベッグ ウィービースティ(5年熟成もの)

単に若い原酒を使った、というだけでなく、

10年ものでは熟成にファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽を使っているのに対して、ウィー・ビースティではバーボン樽に加え、オロロソシェリ―樽を使用。とフレーバー面でもひとひねり加えられているよう。

以下http://www.ardbegjapan.com/weebeastie/より

「ウィー・ビースティー」はスコットランドの言葉で、小さいながらも強烈なインパクトがあり、手の付けられないリトルモンスターの意味を持ちます。そして、その熟成年数の若さを武器に、スモーキーさの際立つアイラ・モルトに仕上がりました。グラスに注いだ瞬間から、砕いた黒胡椒の強いスパイシーさと樹液たっぷりの松脂の香り、そして強烈な煙の香りを感じます。口に含むと、チョコレート、クレオソート、タールの風味が爆発し、滋味あふれる肉や潮の風味が余韻として長く残ります。アードベッグが挑んだリトルモンスター。5年熟成のスモーキーさをぜひストレートで味わってみてください。

さてさて、その香りとお味は如何なるものか・・・

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苔のついた岩に塗ったクレヨンとドライラズベリー
グレープフルーツの皮に垂らしたハイカカオチョコ
焦げた焼き肉とバーベキューソース
コールタールの奥に微かな青リンゴ

91点

熟成年数が長い程良い酒、と言うイメージがあるが必ずしもそうではない。

若さが短所とはなっていない、逆に一つの魅力とすらなっている場合もあって(このアードベッグ もそうだが、一般的にピートを強く効かせたものほど、若い方がその煙たさが顕著に現れるので、あえて短熟で味われることも多い)、これはその最たる好例のひとつかもしれない。

個人的には(現行の)10年モノ以上の魅力を感じてしまった

この5年もの、樽づかい(シェリー樽原酒のブレンド)の妙が功を奏したのか、10年モノ以上にドライラズベリーやハイカカオチョコのようなコクのある甘味と、グレープフルーツのようなフレッシュな酸味が備わっている。

逆にお馴染みの「10年」モノを改めて飲んでみると、バーボン樽からくるバニラやハチミツっぽい甘みがよりわかりやすく感じられた。

まあ、何と比べて、とかは置いておいて、このウィービースティー、5年の短熟と侮るなかれ、未熟でも、荒々しいだけでもない、むしろこの凝縮された旨味は素晴らしい

アードベッグ ならではのピーティーパラドックスを味わいたいなら、ぜひオススメしたい一本!

蘭子

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