ボウモア15年ダーケストのテイスティング・ボウモアの甘い夜

ボウモア15年ダーケストの紹介

こちらは既にご紹介済みの「ボウモア12年」の姉妹品である。

製法はバーボン樽に12年熟成させた後、オロロソ・シェリー酒の樽(※)に詰め替えて3年間の後熟

というもの

見た目の濃い赤みも、このシェリー樽由来のもの。

「12年」が夕暮れ時だとすれば、こちらは色合いからも味わいからも夜の匂いが漂ってくる。

まさにダーケストである

※ オロロソとはスペインの白ぶどう酒。数か月~数年の間この白ぶどう酒の熟成に使われた樽を再利用することで、ウィスキーに独特の風味がつけられる。

さて、その味わいはいかに・・・

アンティーク家具を思わせる

重厚かつなめらかな木香

ラムレーズンとカカオが混じったような風味

妖しいベルベットルージュ

夜の帳の向こうの

優しい潮騒

90点

これは「12年」以上に重層的な味わいを楽しめる、贅沢な酒だ

最初口に入れた瞬間の印象は「12年」とはかなり違う

オロロソ樽後熟が効いている証拠であるまったり果実香と樽香

が、やはり後ろのほうに海の匂い、ボウモアの潮風

値段は6000円~7000円、と「12年」の倍近いが、これは間違いなくお値段以上の素晴らしい芸術品である

蘭子

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