バランタイン・バレルスムースのテイスティング&レヴュー・ハイボールが絶品!特性焦げ樽で後熟させたバランタイン!

 

 

今回はバランタイン・バレルスムースを。

内側を焦がした樽で後熟したバランタイン、とのこと

 

以下公式より

内側を丁寧に焼き上げたアメリカンオークの樽でバレルスムース専用にブレンドされた原酒をフィニッシュさせることで、バニラやキャラメルを思わせる甘さの中に、かすかなスモーキーさが感じられる、スムースでクリーミーな口当たりが心地よいクラフト感あるウイスキーに仕上がりました。今、スコッチの新しい挑戦が始まろうとしています。

 

 

 

さて、そのお味は・・・

 

 

 

焦げた木材に塗った黒蜜
溶剤を塗った焼きバナナ
マジックとバニラを塗ったボール紙

 

86点

 

簡単にいうとバランタインファイネストに焦げた樽からくるウッディなビターさを追加しました、みたいな味わい(そのまんまではないか笑)
その焦げ樽テイストが、アルコール感とともにかすかに溶剤やマジックのインクっぽい酸味ともとれるものを放ち、好みは別れそうだ。

内側を焼いた樽(こちらは新樽を使っているのか)で後熟というと、バーボン樽(バーボン熟成に使った後の樽でしょう)で後熟させた7年にもやはり味わいが近い。けれど7年の方がバニラやキャラメルのようなまったりな甘味がいい感じに出ていて、お菓子的ウイスキーとしてストレートやロックで飲むにはこっちの方が素直に楽しい。
バレルスムースが一番生きるのは、ハイボールにした時。苦味と酸味がキリッとした爽やかさに変換されて、バランタインの安いものの中でも群を抜いて美味しいと思った。
この猛暑が続く中、ハイボール用に何か、と探している人はこのバレルスムースはかなりオススメである。

 

蘭子

 

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