![ポートシャーロット・アイラバーレイ2008のテイスティング・アイラ気鋭の復活蒸留所が放つ、テロワール主義的ヘヴィピート](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/09f8f5194a3819c8d05005b6def41c35-e1543903575927.jpg)
![](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2018/12/09f8f5194a3819c8d05005b6def41c35-e1543903575927-169x300.jpg)
すでにご紹介済みであるブルックラディ蒸留所の「ザ・クラシックラディ」
の姉妹品である。
ブルックラディ蒸留所産ウィスキーのラインナップは実に多彩である。
ノンピーテッドで華やかでさわやかな「ブルックラディ」シリーズ
ヘヴィリーピーテッドの、これぞアイラ、という感じの「ポートシャーロット」シリーズ
また、前衛精神あふれるスーパーヘヴィリーピーテッドの「オクトモア」シリーズ
![](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2019/10/a89522ab7a9695fc395065472f6c7985-300x200.jpeg)
今回ご紹介するのは、ヘヴィリーピーテッド(フェノール値は40PPM。これはラフロイグと同程度)の
「ポートシャーロット」より
アイラ産大麦を100パーセント使った「アイラバーレイ」
2008年に樽詰め(2014年出荷)のモノ
さて、その味わいはいかに・・・
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https://www.whisky.com/whisky-database/distilleries/details/bruichladdich.html
より
焼け焦げた麦とシトラス、
シャープな消毒液の甘味
凛とした日光に照らされて
突きさる
ガソリンのかけられた酸っぱい柑橘類
![](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2018/09/peatstacks-300x200.jpg)
![](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2018/11/csm_Kiln_Laphroaig_fa5697d329-300x197.jpg)
84点
これぞアイラ、というピーティな燻製感はあるが、重厚感は乏しい
柑橘類のような若々しい酸味が効いており、ライトでフレッシュでもある
ボトルデザインのような明るさとポップさがあって面白い
ちょっとお高めなのがタマにキズではあるが、新蒸留所の挑戦を受け止めるのに良い一本である
蘭子