![タリスカー 57°ノースのテイスティング・スカイ島の荒波と岩壁、タリスカー激烈ヘヴィバージョン!](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2020/01/1e180a97e1edd9dd20c1e6343ed04f68-scaled.jpg)
タリスカー57°ノースは
既にご紹介済みのタリスカー10年
の姉妹品である。
端的に言って、タリスカーのカスクストレング(樽出しそのまま、ほぼ加水なしの度数強め)スバージョンにあたる
昔、タリスカーは基本的に100プルーフ(57度)でボトリングされていた時代があったらしい(現在は45.8度)
タリスカーの蒸留所の緯度が北緯57度に位置していることと、この歴史上の事実から、当初は免税店と北欧のフェリー内の売店での限定品として発売がスタートしたのがこの作品。
しかし、タリスカーらしい爆発するような味わいが非常に評判を呼び、世界各国での発売が開始されたとのこと。
さて、そのお味はいかがなものだろう・・・
濃紺のインクの塗りたくられた
嵐の中屹立する海の岩
黒い雷雲のような生乾きのペンキ
荒波にもまれる長老シロナガスクジラの潮吹き
90点
![](https://spirits.tokyo/wp-content/uploads/2020/07/E8E23C26-41AE-4276-A811-B60273B5F48E-1024x683.jpeg)
むわわっと強烈な、飲み手に挑んでくるようなヘヴィなウィスキーだ。
何かこう、海の男たちの汗と胸毛を感じるような
ヤワな酒ばかり飲んでいる奴にはすすめられない笑
タリスカー10年やアードベッグなどが好きな方にはぜひとも挑戦してほしい
蘭子